すでにオール電化にしようか、それとも太陽光発電を先に入れようか、と迷っている方は少なくありません。実はこの2つ、別々のタイミングで導入するよりも、同時に検討したほうが噛み合わせの良いケースが多くあります。
本記事では、沖縄で太陽光発電・オール電化の施工を多数手がける株式会社エストが、オール電化と太陽光発電を同時に導入するメリットについて、費用感と電気代面でのシナジーの両方から解説します。
「同時導入」とは、具体的に何が違うのか
「同時導入」というと大がかりに聞こえるかもしれませんが、要するに、オール電化への切り替え工事と太陽光発電の設置工事を、近い時期にまとめて計画するということです。別々のタイミングで導入する場合、それぞれの工事で足場を組んだり、電気配線の工事を行ったりすることになりますが、同時に計画すれば、重なる部分の作業をまとめられる可能性があります。
また、業者とのやり取りも一本化できるのが大きなポイントです。オール電化と太陽光発電をそれぞれ別の業者に依頼すると、現地調査や見積もりのやり取りを2回行う必要がありますが、両方に対応できる業者にまとめて相談すれば、打ち合わせの手間も減らせます。
費用で見る、それぞれの導入コストの目安
まずは、それぞれを単体で導入する場合の費用感を整理してみましょう。あくまで一般的な目安であり、住宅の状況やメーカー、施工内容によって上下しますので、実際の判断は見積もりを取ったうえで行ってください。
| 設備 | 費用目安(工事費込み) | 内訳の目安 |
|---|---|---|
| 太陽光発電(5kW程度) | 150万円〜200万円程度 | パネル・パワーコンディショナー・架台・設置工事費 |
| オール電化(IH+エコキュート) | 55万円〜100万円程度 | IHクッキングヒーター20〜25万円程度+エコキュート35〜75万円程度 |
| 両方を導入した場合の合計目安 | 205万円〜300万円程度 | それぞれを別々に導入した場合の単純合計 |
表の通り、単純に合計すると決して小さな金額ではありません。ただし、同時に計画することで、200V配線工事や分電盤の増設といった、両方の工事に共通する部分の作業をまとめられる場合があります。削減できる金額は物件の状況によって差があるため、ここで一律の金額をお伝えすることは避けますが、見積もりの際に「同時施工の場合、重複する作業はどれくらい圧縮できるか」を業者に確認してみることをおすすめします。
電気代面でのシナジーも見逃せない
費用面だけでなく、電気代の使い方という観点でも、オール電化と太陽光発電は相性が良い組み合わせです。太陽光発電は日中に発電した電気を自家消費することで電気代を抑える仕組みですが、日中に家を空けている家庭では、その電気を十分に使いきれないという課題があります。
ここでエコキュートが役立ちます。エコキュートは日中に沸き増しする設定に変更できる機種が多く、太陽光で発電した電気を使ってお湯を沸かすことで、売電に回すはずだった電気を家庭内で有効活用できます。IHクッキングヒーターについても、日中の調理時間帯であれば同様に自家消費の電気を使えるため、電気代の削減効果をより実感しやすくなります。
特にガス給湯器を使っているご家庭の場合、太陽光発電をいくら頑張って自家消費しても、給湯にはガス代がかかり続けるため、電気代の削減効果が頭打ちになりがちです。その点、エコキュートであれば給湯にかかるエネルギーもまるごと「発電した電気」で賄える対象になるため、太陽光発電の恩恵をより広い範囲で受けられるようになります。ガス契約を解約できれば、基本料金の負担がなくなる点も見逃せません。
沖縄のように日照時間が長く、一年を通して太陽光発電の稼働率が高い地域では、こうした「発電した電気を家の中でどれだけ使い切れるか」という視点が、電気代を左右する重要なポイントになります。オール電化との組み合わせは、まさにその自家消費率を底上げする方向に働きやすい組み合わせだといえるでしょう。
沖縄で同時導入を検討する際の注意点
新築であれば設計段階からオール電化と太陽光発電を前提に計画できるため、比較的スムーズに同時導入を進められます。一方、既存の住宅に後付けする場合は、屋根の形状や既存の分電盤の容量によって、追加の工事が必要になることがあります。特に沖縄は台風が多い地域のため、太陽光パネルの架台や固定方法についても、耐風性能を踏まえた仕様で検討することが欠かせません。
また、オール電化と太陽光発電をどちらも一度に導入するとなると、資金計画も大きなテーマになります。無理のない範囲で進めるためにも、太陽光発電分・オール電化分をそれぞれ分けてローンを組めるのか、まとめて一本化できるのかなど、資金面の相談も含めて業者に確認しておくと安心です。
工事のスケジュールについても、あらかじめ相談しておきたいポイントです。オール電化工事とパネル設置工事を同じ週にまとめて行うのか、それとも数週間空けて順番に進めるのかによって、生活への影響も変わってきます。特に給湯器を新しいものに切り替える工事では、一時的にお湯が使えない時間が発生することもあるため、家族の生活リズムに合わせて日程を調整してもらうと安心です。
同時導入が向いている家庭・向いていない家庭
すべての家庭に同時導入が最適というわけではありません。たとえば、給湯器がまだ十分に使える状態であれば、無理にエコキュートへの交換を急ぐ必要はなく、まずは太陽光発電だけを導入し、給湯器の寿命が近づいたタイミングでオール電化に切り替えるという進め方も十分に合理的です。
反対に、これから新築を建てる方や、ガス給湯器・ガスコンロがすでに古くなっている方であれば、太陽光発電の設置と合わせて検討することで、工事の手間や打ち合わせの回数を抑えながら、電気代面のシナジーも早い段階から得られるというメリットがあります。ご家庭の設備の状況に応じて、無理のないタイミングを見極めることが大切です。
迷った場合は、無理に一度に決めようとせず、まずは太陽光発電だけを優先して導入し、オール電化への切り替えは家計の状況を見ながら数年後に検討する、という段階的な進め方も現実的な選択肢です。大切なのは「同時導入ありき」で考えるのではなく、ご家庭の設備の状態と資金計画に合わせて、無理のない順番を組み立てることです。
沖縄でオール電化・太陽光発電のご相談なら株式会社エストへ
株式会社エストでは、オール電化と太陽光発電、どちらも扱う一本化された窓口として、同時導入・段階導入どちらのご相談にも対応しています。現地調査から見積もり、工事日程の調整まで一貫してお任せいただけるため、複数の業者とのやり取りに手間を感じている方にもおすすめです。「うちの場合はどちらが合っているのか知りたい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
オール電化と太陽光発電は、別々に導入するよりも同時に計画したほうが、工事や打ち合わせの手間を抑えられる可能性があり、電気代の使い方という面でも相性の良い組み合わせです。費用は決して小さくありませんが、ご家庭の設備の状況やタイミングを見極めながら、無理のない形で検討してみることをおすすめします。
対象地域
那覇市 / 宜野湾市 / 浦添市 / 名護市 / 糸満市 / 沖縄市 / 豊見城市 / うるま市 / 南城市 / 与那原町 / 南風原町 / 八重瀬町 / 読谷村 / 嘉手納町 / 北谷町 / 北中城村 / 中城村 / 西原町 / 本部町 / 恩納村 / 宜野座村 / 金武町 /